I型、セパレート型、アイランド型…。キッチンにはいろんなタイプがあります。

I型、セパレート型、アイランド型…。キッチンにはいろんなタイプがあります。

人によってベストな選択肢は変わるため、いろんな間取りを比較することが大事。

キッチンには本当にさまざまなタイプがあるため、家づくりを進めるなかで、「どんなタイプがいいんだろう?」と悩んでしまう方が多いのも無理はないと思います。I型、セパレート型、アイランド型などが代表格ですが、それぞれにメリット・デメリットがあり、どれがベストだということは一概には言えません。食事の楽しみ方、料理の仕方などによってより良い選択肢は変わるからです。いろんなタイプの間取りを見比べながら、十分に検討したうえで決めるのがいいでしょう。

余計なスペースを取らないため、リビングやダイニングを広くできる「I型」

I型キッチンのサンプル画像

オーソドックスなタイプの「I型」は、壁に向かってシンクや冷蔵庫、コンロなどが一列に配置されたものです。日本ではこのタイプを見かけることが一番多いのではないでしょうか。余計なスペースを取らず、LDKを広く使うことができるのがメリット。ただ、調理をする時、壁に向かって作業をすることになるので、家族との会話を楽しみながら料理がしたいという方には不向きです。

家族とコミュニケーションを取りながら料理ができる「セパレート型」「アイランド型」。

アイランド型キッチンのサンプル画像

一方で、「セパレート型」や「アイランド型」では、リビングやダイニングにいる人と対面できるため、家族との会話を楽しみながら料理できるのが魅力です。コミュニケーションを大切にしたいご家族にはピッタリですが、I型に比べるとスペースを広く確保する必要があり、その分、リビングやダイニングが狭くなりがちだというデメリットがあります。

このように、どんなタイプのキッチンを選んだとしても、それぞれ一長一短があるわけです。まずは「どんなライフスタイルを目指しているか」をきちんと考えた上で、ベストな選択肢を選ぶようにしたいところですね。

関連記事

  1. 使い勝手のいいキッチンを手に入れるためのキーワードは、「動線」です。

    使い勝手のいいキッチンを手に入れるためのキーワードは、「動線」です。

  2. 家づくりを進めるうえで、大きな悩みどころの一つが「キッチンの間取り」です。

    家づくりを進めるうえで、大きな悩みどころの一つが「キッチンの間取り」です。